田舎のスーパーでは、もちろんお財布から諭吉を取り出すおばあちゃんが多いですが、カードでお支払いをするスマートなおじいちゃんも見かけるようになりました。
時代はキャッシュレス決済。ここ2、3年でキャッシュレスで支払えるお店ががとても増えたような気がします。
キャッシュレスの魅力
軽い!清潔!
カードにすることで、現金を持つよりもお財布が軽くなりますよね。もちろん、現金でしか決済できない店舗も多くあるので現金+カードで持ち歩いていますが、小銭じゃらじゃらってことが減りました。
何よりこのコロナ時代で誰が触ったかわからない現金に触れなくていいというのが看護師としてはうれしい点であります。ウイルスが物の上で生存できる時間は限られているため、現金でコロナ感染していることはないと思うんですけど…。カードのほうがきれいな気がしてしまって…。
ポイントがたまる
カードで使った金額の一部がポイントとして還元されるのです。例えば、私たちが使っている楽天カードですがポイント還元率が0.1%、つまり100円使うごとに1ポイントたまります。
楽天カードで4000円を使ったら40ポイント付与されるため、現金で支払うよりも40円お得といえます!(ポイントをきちんと使えばの話ですが…。)
私は2017年から楽天カードを使用していますが、調べてみたら通算獲得80,913ポイントでした!
ためたポイントを自動で使える
ポイントも貯めてあるだけでは意味がありません。有効期限内にきちんと使うことが大切。ですが、どのくらいたまっているのか確認して、「ポイント使います。」って店でいうのも結構忘れてしまうんです。せっかくためたポイントが知らぬ間に失効していたりなんてこともあります。
その点、楽天ポイントは設定するだけで毎月勝手に使ってくれるシステムがあります。私は楽天証券で積み立てNISAをしていますが、その積立に毎月ポイントを使用しています。自動ですべて使ってくれるため便利です。
投資をやっていない人でも、電気代として使えたりもするみたいなので自分にあったやり方でポイントを活用するといいでしょう。
ここからが失敗談
私のした過ち
ここまで読むと、楽天カードって便利!いいじゃん!って思いませんか?私もずっとそう思っていました。
楽天のサービスをたくさん使って、ポイントもたくさんたまるし、年会費もかからない、ポイントも設定さえすれば勝手に使ってくれる…。なにも困っていませんでした。
「同棲費用を支払うためのカードも楽天カードにしよう!」そう思い、すでに自分用の楽天カードを一枚持っていましたが、もう一枚カードを作ることにしました。
同棲の初期費用は74万円程度でした。それらをすべてカードで払えば大量のポイントがもらえるので、カードの使用上限額をあげて(100万くらいまであげたきがします…)使えるとこはカードですべて支払いをしました。賃貸の初期費用は振込でしか支払いができなかったため、実際につかった額は50万円程度でした。
これで、引き落としされたら5000ポイント手に入る!我ながらうまくポイ活して賢いな、ふふふ…
こんなことを考えながら何も気にせず使っていました。
しかし、引き落とし日になっても1万円くらいしか引き落としされない。おかしいなぁと思いながらも、めんどくさいので確認もせずそのままにしていました。
一か月後、カードの明細をスマホ画面で何気なく見てみました。すると、普段の明細画面と少し違うことに気が付きました。
いつもなら、「一回払い」の表示になっている箇所に「リボ払い」の文字が…。体から血の気が引くような気分でした。
リボ払いの恐怖
カリボ払いとは?
カードご利用金額や件数に関わらず、毎月のお支払元金をほぼ一定にする支払い方法で月々の負担を軽くできる便利なサービスです。
※リボ払いには包括信用購入あつせんの手数料(実質年率15.00%)(以下リボ手数料)がかかります。
楽天カード公式ページより引用
毎月一定の金額で支払いができ、支払う金額は設定で変更できます。お金がない時にも高額なものを購入出来たり、毎月の支出を一律にしたいという方には便利な機能です。しかし、恐ろしいのは手数料がかかるということ…。
この手数料は、支払い残高に毎月1.25%(実質年率15%÷12か月=1.25%)かかります。つまり、50万円の支払いをすべてリボ払いにしていた私は支払い残高が50万円となり、そこに手数料がかけられるということ。
いくらになったとおもいますか…?
月々の設定金額は4,000円であったのに対し、手数料が6,000円程度かかりました。(50万円×1.25%=6,250円)そのため、最初の引き落とし金額が1万円くらいだったんです。
どう対応したか?
手数料で6000円!?!?!?!?
ポイントどころか大損じゃないか!!
とっても焦りました。まずは、同棲費用だったので彼に謝罪の電話をしました。
ん?どゆこと?リボ払いって良くないって聞いたことある。
お金のこと任せっぱなしでごめんね。
いろいろ説明してもあまり理解してない様子でしたが、とりあえず許してもらえました。さすがに申し訳なかったので、手数料分は私のポケットマネーで支払いましたが…。
次にすべきことは、早急にリボ払いの解除です!このままだと、まだ支払い残高49万円残っているので来月も6,000円近く手数料を取られることになる、、、計12,000円の損は避けたい!
気づいたその日のうちに、楽天カードへ問い合わせました。誤ってリボ払いの設定にしてしまったことともうリボ払いしたくないことを伝えると、リボ払いの支払い残高を一括で支払えば手数料もかからず支払いを終えることができるとのこと!いくら支払いが残っているのか計算してもらい、振込先と支払い金額をメールで送っていただきました。費用はもともと用意してあったのですぐに振り込みました。
「リボ残高のおまとめ払い」といって次回のリボ払いで全額返済するという方法もありました。それはカード支払いでポイントもつくのですが、来月分も手数料がかかります。
すでに終えていた支払いの手数料(6,000円)が戻ってくることはありませんでしたが、ここまでで抑えることができました。電話するのがあと一週間遅ければ次回の支払いが確定また手数料をとられ損するところだったようです。早めに対応してよかった…。
そしてすぐに、カードの支払い方法の変更し「自動リボ払い」をやめました。これは楽天e-NAVIを使いスマホですぐにできました。
楽天カードの罠
なぜ、知らぬ間に楽天カードの支払い設定が「自動リボ払い」になっていたのでしょうか。自分で設定した記憶もありませんし、これは楽天カード業界の罠なんではないかと調べてみました。
しかし、調べてみても「楽天カードの二枚目をつくると自動でリボ払いの設定になちゃうよ。」なんて記事や記載はどこにもありませんでした。知らぬ間に設定してしまう人が多いようです。勝手にリボ払いになる原因は主に二つ。
- 自動リボ払いになるキャンペーンに応募していた
- 申し込み時に自動リボ払いになる設定していた
どちらとも、実施することでポイントが付与されることがあるみたいです。ということは、私がポイントにつられて自分で設定してしまっていたってことですね…。
勝手に自動払いになっているのを分かりにくくしているのは楽天の罠といえますが、自分の不注意が招いたこと。今後はポイントにつられずきちんと確認したいと思います…
二兎を追う者は一兎をも得ず
うさぎを二兎同時に追いかけても、結局両方とも捕らえることはできない。 二つのことを同時に成し遂げようとしても、結局どちらも失敗に終わるということ。
欲をかきすぎると失敗するよ~ってことです。
ポイントポイント~~~¥¥¥¥
ポイントばかりを追いすぎて、リボ払いの手数料を取られてしまう始末。結局初期費用のポイントを得ることはできませんでした…。
こういうことがあるから、現金しか信用できないという方がいるんですよね。私は、これに懲りず今後もカードを使用しますが、ポイントに目がくらみ損しないようにもっと注意していきたいと思います…。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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