
「なんとなく使ってたけど、気づけばお財布が空っぽ…」
「節約しなきゃとは思うけど、時間も気力もない…」
こんなふうに感じていませんか?
看護師の仕事は体力も気力も使うから、ついコンビニや外食、便利グッズに頼りがち。でも、小さなお金の積み重ねが、将来の自由を奪ってしまうこともあるんです。
この記事では、忙しい看護師でもムリなくできる「節約術」を紹介します。王道の方法から、看護師ならではの現場目線の節約アイデアまで。
節約を通してお金に困らない生活を目指している方必見です!
看護師に多いお金の悩みとその背景
- 子育てやマイホーム、将来の教育費…将来に漠然とした不安がある
- 夜勤手当がない月は手取りがガクッと減る
- 収入が上がりにくい、昇給もわずかで限界を感じる
看護師の給与は、手当が多く安定している一方で、「思ったより貯まらない」という声もよく聞きます。
その理由のひとつが、「なんとなく使ってしまうお金」の多さです。
節約の基本は「お金の流れに気づくこと」
まず大切なのは、「何にどれだけ使っているかを知ること」。
たとえば…
- 毎日のコンビニ(1日500円 × 週5日=月1万円以上)
- スタバやカフェのテイクアウト(週3回×500円=月6,000円)
- 自販機のドリンク(1本160円 × 20日=月3,200円)
合計で月に2万円近く、1年で約24万円の出費。海外旅行に行ける金額です。
こういった出費がないかを確認してみましょう。確認する方法としては家計簿アプリを付けるのがオススメです。
「家計簿なんてめんどくさくてつけられないよ~。」という方!ご安心ください。
私も苦手であまり続きませんでしたが、キャッシュレスが浸透したことで自動で家計簿をつけられる時代になりました。
無理なく続けるために|家計簿アプリで見える化
「節約しているつもり」にならないためには、数字で見える化することが重要。
おすすめは
家計簿アプリ「マネーフォワードME」
家計簿アプリ「マネーフォワード ME」のおすすめポイント
- 無料プランでも十分使える機能が充実
→ まずはお試しで始めて、必要ならプレミアムに切り替えも可能 - 支出がグラフで“見える化”される
→ 支出の内容はカテゴリーごとに分類されており、何にどれだけ使っているか一目でわかるので節 約ポイントが見つけやすい。 - 銀行・クレカ・電子マネーと自動連携
→ わざわざ入力しなくても、使ったお金が自動で記録されてラク!カテゴリーも一度入力しておけば次回からは自動で入力されます。
- レシート撮影で手入力いらず
→ お昼の買い物やちょっとした出費も、カメラでパシャっと記録OK
- 看護師の忙しい毎日でも続けやすいシンプル設計
→ 基本的に現金の出費のみ記録。あとは毎月未分類の出費をカテゴリーに分けてあげるだけ!
- 月ごとの予算管理機能で使いすぎ防止
→ 「娯楽費は1万円まで」など、自分でルールを設定できる
コツは、1円単位で家計簿を合わせようとしないこと!
家計簿をつけ始めると、お財布の中身と家計簿が一致していないと気に食わないという完璧主義者のそこのあなた。
1円単位でつけ始めると合わなくなってきたときに嫌になって家計簿をやめてしまったり、ネガティブなイメージがついてしまいます。
家計簿の目的は毎月何にお金を使っているのか、今の資産はいくらあるのかを把握すること。
そのためには、多少数字がずれてしまっても、不明金がでてしまっても書き続けることが大切です。
根気強く頑張ってみましょう!
忙しい看護師におすすめの節約術
ここでは、社会人誰にでも当てはまる王道の節約術と看護師ならではの使い過ぎやできる節約について説明してきたいと思います。
社会人共通!王道節約術
固定費の見直しが最優先
毎月かかる固定費は、一度見直すだけで継続的に節約できる「節約の本丸」です。
- スマホ代:格安SIM(例:楽天モバイル、LINEMOなど)に変えるだけで月5,000円以上の節約になることも
- 保険:看護師は健康保険などの公的保障が手厚いため、不要な民間保険を整理するだけで月数千円カット
- 電気・ガス:電力会社の見直しやプラン変更も見逃せない節約ポイント
月に1万円以上の節約が叶うケースもあり、最初に取り組みたいポイントです。
サブスクを整理して“使ってないサービス”をカット
動画配信・音楽・オンライン学習など、気づけば増えているサブスク。
- 使っていないサブスクを1つ解約するだけで、月500〜1,500円ほどの節約に
- 例:NetflixやHulu、Spotify、クラウドストレージ、漫画アプリなど
1つ1つは小さな金額でも、年間で1〜2万円は十分見込めます。
自炊の回数を“あと1回”だけ増やす
忙しいからこそ外食やコンビニに頼りがち。でも、ムリに毎日自炊する必要はありません。
- 週に1回、余分に作って冷凍ストックすれば、時短&節約
- 夜勤明けでも温めるだけで食べられるから、疲れていてもOK
- 月に4回外食を減らせば、約6,000〜8,000円の節約に
「完璧な自炊」ではなく、「少し工夫するだけ」で効果が出ます。
ポイント活用(ポイ活)を習慣にする
無理なく続けられるポイ活は、節約と相性抜群です。
- 楽天ポイント・PayPay・dポイントなどを集約して使う
- 薬局やコンビニ、ネット通販での買い物も必ずポイントカードを持参
- 看護師仲間との「情報交換」でお得なアプリやキャンペーンを共有するのも◎
注意点としてはポイ活をするために、わざわざカードを申し込んだり会員登録するのは個人情報漏洩のリスクもありますし、時間も浪費してしまいます。
おすすめしたいのは、普段使ているサービスから自然に得られたポイントをコンビニの買い物などで忘れず活用することです!
貯めたポイントはそのまま支払いに使えるので、実質的な節約に直結します。
クレジットカードを使い分けて“賢く還元”
同じ支払いでも、使うカード次第で得られるポイントや特典が変わります。
- 支払い先に応じて還元率の高いカードを使い分け(例:楽天市場→楽天カード、コンビニ→三井住友カードNLなど)
- 年会費無料でも1〜3%の還元率のカードもあり、年間1〜2万円分のポイント還元も可能
- 付帯保険や優待割引など、見えない“お得”も見逃せないポイント
支払いを“減らす”だけでなく、“増やした分を取り戻す”発想も節約には重要です。
あまりカードを増やしすぎてしまうと、家計簿がつけにくくなってしまうのでむやみに増やすことは避けましょう。
看護師ならではの節約術
夜勤中の「つい買い」をマイボトル&おやつで防止
夜勤中のコンビニでのジュース・お菓子、実はかなりの出費に。
- 1回500円×夜勤月8回=月4,000円にも
- マイボトルに水筒・自作おやつを持参するだけで節約効果大
- ついでに健康面にも◎
手間がかからず、すぐに実行できるシンプルな工夫です。
スクラブ・シューズの買い替えはタイミングとクーポンで
仕事着の買い替えも、賢く行えばしっかり節約につながります。
- 通販サイトのクーポンやタイムセールを活用
- 同僚と一緒にまとめ買いして送料無料や割引特典をゲット
- 病院提携ショップの割引制度も確認しておくと◎
必要なものは削らず、支出を最小限に抑える買い方がポイントです。
休日の“リフレッシュ出費”を低予算に切り替え
看護師の休日は疲労回復やストレス発散が大切。とはいえ、出費もかさみがち。
- 映画・カフェ・ショッピングを図書館・公園・無料イベントに代える
- 自宅でのセルフケア(入浴剤、アロマ、読書)を楽しむ
- お得なクーポンアプリ(例:LUXA、HOT PEPPERなど)で、高コスパなご褒美を楽しむ工夫も◎
リフレッシュしつつ、無理なく節約するスタイルを見つけてみましょう。
シフト提出前に「無駄な外出日」を整理する
予定がバラバラだと、移動や外出による出費が増えがちです。
- 通院・美容院・買い物などを同じ日にまとめることで交通費・手間を削減
- ガソリン代や電車代、ランチ代など“つい出費”を防げる
- ついで買い・時間ロスも防止でき、生活の質もアップ
ほんの少しの意識で、月数千円の節約につながる工夫です。
職場の福利厚生をフル活用する
病院が提供する福利厚生は、「知らない=損している」ことも多いです。
- 食堂・売店の職員割引制度でランチ代をカット
- 制服やシューズの貸与・支給があれば自己負担ゼロ
- 映画・温泉・ジムなどの割引チケットが使える場合も
- 「PEPUP(ペップアップ)」など健康促進アプリ連携によるポイント制度
- 市町村の職員優待・地域施設の割引も活用できることがあります
まずは病院の人事・総務に確認し、自分に合った制度をフル活用しましょう。
「使える制度は使い倒す」ことが、結果的に節約への近道です。
どれくらい効果があるの?節約術の長期的インパクト
節約内容 | 月の節約額 | 年間にすると |
---|---|---|
コンビニ週3回→1回 | 約3,000円 | 約36,000円 |
格安SIMに乗り換え | 約5,000円 | 約60,000円 |
自販機→マイボトル | 約2,000円 | 約24,000円 |
サブスク1本解約 | 約1,000円 | 約12,000円 |
夜勤おやつ持参 | 約3,000円 | 約36,000円 |
合計 | 年間約168,000円! |
この金額があれば…
- 急な出費への備え(生活防衛資金)
- 資格取得やキャリアアップの自己投資
- 旅行・趣味・家族との時間にも使えます
無理なく節約を続けるコツ
- 完璧を目指さない:「週1回でもOK」と自分をゆるめる
- 楽しみながら節約する:ポイ活、節約レシピ、フリマアプリなど
- ごほうびも大切:1カ月頑張ったらカフェOK などのモチベ維持
まとめ|節約は「お金の土台づくり」
看護師という忙しい仕事のなかで、収入を増やすことはもちろん大事。
でも、「使わないことで守れるお金」も同じくらい大切です。
- 何に使っているかを家計簿で把握
- 小さな節約でも1年で大きな成果に
- 浮いたお金を未来の自分へ投資
節約は、生活を苦しくすることではなく「安心をつくる行動」です。
今日から、あなたにできる小さな一歩を踏み出してみましょう。
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