看護師を目指す人必見！学生のうちにやるべき10のこと

これから看護師として就職する方々は不安なことばかり…。看護師になる学生のうちに何をしておいたらいいんだろうと悩みますよね。

現在二年目の看護師(４月で３年目になります)である私が、学生のうちになっておけばよかったなと後悔していることや、やっておいてよかったと感じたことをご紹介します！

後半では今年看護師国家試験を受験し、結果を待ちの方に向けて紹介しています。

学生のうちにやるべき10のこと

学生のうちにやるべきこと10個はこの通り!一個ずつ詳しく解説していきます！

勉強！勉強！

どこにいても「勉強しなさい。」と言われるものです。

学生のころ私は真面目とはいいがたい生徒で、寝坊してギリギリで滑り込み出席したり、遅刻することもしばしば…友人には講義のプリントを取っておいてもらったりなど本当にお世話になりました。(こういうことを続けいていると友人に捨てられかねないのでご注意を)

出席した授業でも寝ていることが多く、学生の頃はどうしたらバレないように眠れるのかを必死に考えていました。一番前で頑張って授業を受けている人たちを「真面目な人」認定して自分とは違う人だと思っているだけでしたが、その仲間に入るべきだった…

そう感じたのは、就職してからです。

国家試験は短期集中で詰め込んだ私。研修を終えて病棟で働き始めることには、学生で学んだことも国家試験で詰め込んだ知識もすべて抜け落ちていました。

一年目は業務を覚えるのと同時に勉強もしなければならない地獄の毎日でした。勉強をさぼれる時代は学生までで終わったんです…勉強しなければ、患者さんのどこを観察したらいいのか分かりません。医者の記事の意味が分かりません。

どうせ就職してからも勉強しなければ、ならないのだから学生のうちにしっかりやっておいた方がいい！

勉強しすぎて知識豊富になって後悔することなんて絶対にないんです！

時間がある今しか勉強できないので、できるうちにしておきましょう！これは本当に。

実習は記録より経験

看護実習は記録が大変ですよね…夜遅くまで記録が終わらないのであまり眠れていないのに、朝早くから集合させられて。

たくさん書いたらよい成績がもらえるからと、記録を細かい字でびっしり書いて頑張っていた時代もありました。

量を書くようにしないと、さぼろうとする私のような人間は内容のない記録になることもしばしば…たくさん書くことで絞り出されてくる情報もあるので、先生はそれを狙っているのだろうと思います。

ただ実習で失敗したなと思うのは、患者さんとのコミュニケーションを記録をするためしていると気づいた瞬間。記録するために話をすることがなんて嫌な作業だろうと思いました。

記録はあくまで、視点を広げるための手段でしかありません。患者さんが話したい事、抱えている問題は自分が本人と向き合っていかないと分からない。

実習でやってほしいのは、記録よりも経験を積むこと！毎日の実習で書かされている目標ではなく、自分の中で「今日はこんなことに挑戦しよう」と決めておくのです。

それはどんなに些細なことでも構いません。

• 今日は患者さんの笑顔を2回みる
• 陰部洗浄をスムーズに行うための手順を考えて実践してみる
• カンファレンスで発言してみる
• 自身がなくなっても声が小さくならないようにする

こんな感じのことでいいので、やってみましょう！

実習中は、分からないことも多くて怖い看護師に怒られて、先生にも怒られて、患者さんにも怒られてうまくいかないことばかり。普通に嫌になりますよね。

でも、自分がやりたいことのためにみんなを利用してやるんだ！くらいの気持ちでいいです…＾ω＾

実習での経験は、就職したあとにきっと役に立ちます！

私は実習では泣きませんでしたが、就職してから1年目のときはたくさん泣かされました（笑）

飲食店でのアルバイト

私は飲食店でアルバイトしていた経験がありますが、次々を現れる業務をいかに短時間でさばいていけるかというのは、看護師をしてから同じように感じます。

他にも、

忙しい時間に注文が決まったお客さんの呼び鈴が鳴ったとき＝忙しい朝検温の時間の患者さんのナースコール

もうすぐ閉店でレジ締めをしようとしているのにお客さんが入ってきたとき＝もうすぐ勤務時間終了で早く帰れると思っていた時に来る緊急入院

など、通ずるものがあります（笑）

これは私調べではありますが、アルバイトで仕事ができる人は看護師の仕事も早いです！学生のうちにアルバイトで業務をさばく力を身に着けておきましょう！

運動習慣をつけておく

中学・高校までは授業で運動する機会があったり、部活に入っていた人も多いので知らぬ間に動いていた人も多いと思います。しかし、大学生になると運動する授業なんて一切なくなり、通学くらいでしか歩かなります。

学生時代の運動しなかった3年間や4年間は、自分の想像以上に体力を大幅に落としています。

看護師は歩き回っていることがほとんど。就職してから驚くのです。「あれ？立っているだけなのにしんどい。」ということに。

大学に入ってまで部活をするのはしんどいですが、サークルなど簡単なものでいいのでやっておくといいでしょう。運動できる趣味があれば、友達と空いた時間にやるのもいいですね！

これも私調べですが、学生時代に運動を継続していた人は夜勤明けに寝ずに遊びに行ったり、ご飯食べに行ったりして、明けの一日を有意義に使っている傾向にあります。体力って大事！

お金の勉強をしておく

これは最近つみたてNISAやIDECOが流行り出しているのでそういった勉強をしておくと、就職開始と同時に始められます。実際私もつみたてNISAを入職と同時に開始しました。長期的やることで利益が発生するので早めに始めることをお勧めします！

看護師は高給取りだなんて言われますが、実際は夜勤手当がついているのでそう見えるだけ…コロナの影響で病床を減らしたりなど調整もするので、病院も不景気なところが多いようです。

職場でもベテランさんがよく「IDECOってどうなのかな～？」「NISAはどうなのかな～？」と話をしていおり、看護師間でも興味深い話題になっています。

これは私の性格が悪い話ですが、嫌いなベテラン看護師さんがNISAをやろうかなと自分の知識を他の看護師さんに得意げに話していたのを横で聞いてて、何も言わずに「そんな知っているなら早くやればいいのになぁ～」とこそって思っていました。

私は始めてみたことで調べているだけ人より知っていることも多かったので、ベテラン看護師よりも知っていることがあるという自信になりました。もちろん直接言うこともできませんし、ひよっこ看護師の陰ながらの抵抗なのです（笑）こんなことで優越感を感じている自分の小ささを感じます…

飲み会をしておく

就職してからも、職場の人とお酒を飲むという機会は必ずあります。上の人へのお酒の注ぎ方、座る位置などどこかで学ばなければ知らないまま就職すると上司に失礼をする可能性が！

でも、こういう常識やマナーを教えてくれる授業なんで大学ではやってくれないので、実際に飲み会に参加して経験するべき！

看護師はそういった上下関係がゆるい所が多いですが、医師との飲み会ですと重視されることが多いです。医師がいる飲み会に行くときはマナーに注意しましょう！

また、就職してからお酒の失敗をすることがないように、学生のうちに飲み会を経験し「自分がどのくらい飲めるか」を把握しておくことが大切です。

旅行しておく

看護師はコミュニケーションが取れることがとても大切。ここから下は、患者さんや看護師などと話をするときの話題を作りにも役立ちます。

就職してからは長期の休みなんてなかなか取れません。学生の時間がたくさんあるうちに、いろんなところに旅行にたくさん行っておけばよかったなぁと思います。

逆に行ったことがある土地には、職場の人と話をしたりして盛り上がれます！

特に、コロナ禍になってからは看護師という職業ですので旅行に行くこともなかなかできなくなってしました…

こんな時代になってしましたが、実習中でないかぎり細心の注意を払えば旅行は進んで行っていってほしいです。ただなった時には自己責任ですので、行動範囲を県内にとどめるなど正しく恐れましょうね。

本や新聞を読む

私はまったくやってきませんでした。

勉強だけでは看護師の知識しか得られませんが、本や新聞でもっと広い視野の情報を得ておくことも重要です。

看護師はたくさんの患者さんと関わり、みんないろんな価値観をもっています。そういった人たちの考えを理解する第一歩となるのは見聞を広げておくことがもっとも大事です。

ニュースは話題のとっかかりにもなります！実習中は患者さんとの話題作りのために、毎朝朝ごはんを食べながら、ニュースを見るようにしていました。

恋愛をしておく

就職すると職場で出会えるかと思いきや、素敵な人はすでに彼女がいたり、コロナ禍で飲み会もできなかったりして出会いの場が全然ありません。特に田舎は…。

さらに、職場内で恋愛をして失恋したりすると後に響いたりもするので少し慎重になってしまいます！

それに比べて、大学生は出会い放題！遊び放題！失敗もそんなに痛手にはなりません。怖がらず、たくさん恋愛しておきましょう。

女性を関わっておく(男性向け)

これは男性看護師の彼からいただいた意見です。

看護師は女社会です。ここに男性が入るのはなかなか大変なこと。女性と上手に関われない男性が看護師を続けていくことは難しいでしょう。

だからこそ、学生時代は練習の場面。苦手意識をもたず、たくさん関わりましょう。

女子も意外と看護男子と関わるのは楽しいので、自信を持ってくださいね！

今年国家試験を受験した人は…

今年の看護師国家試験も終了しましたね！すでに就職もきまり、あとは結果を待つだけという皆さん！

そんなみなさんは、

なんて声も聞こえてきそうです。ですが、あと少しで就職のかたにもやっていただきたいのはやはり勉強。すでに、就職する病棟も決まっている方もいるのでは？結構時間もあるので、専門分野の勉強を集中的にしておくと同期に差をつけることができます。

とはいっても、ようやく国試も終わってのにまた勉強かよという方もいますよね。私もそっち派。ちょっとでいいんです。一日5分でもだいぶ変わりますよ！

それができたらあとはやりたいことたくさんしましょうね！

特に学生時代の友達とは、職場が違うとほとんど会わなくなってしまいます。そんな友達たちと思いっきり遊んでおきましょう！これも今しかできないことです！

まとめ

学生のうちにいろんなことに挑戦しておくことで、人生でかけがえのない時間になります。なんの意味のないことでもそれが、就職にどういう形で役に立つかは分かりません。

人生の夏休みともいわれる時期でもあるので、ただ寝て過ごしてしまうのではなく今しかできないことたくさんしましょう！頑張ってください！

最後まで読んでいただきありがとうございました。